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佐賀市から福岡県大牟田市へ行った!、2019年2月23日から24日
- 2019/2/25
- 鹿児島・天文館まちゼミ
2019年2月23日から24日にかけて、
「佐賀市」と福岡県「大牟田市」へ行った。
要件は2つ、佐賀市の「わいわいコンテナ」と「佐賀まちゼミ」&大牟田市は東京八王子の
「まちゼミ」の中心人物で現在は福岡県大牟田市のタウンマネージャーをされている
星見さんに会う為だ。
23日の午後に佐賀市へ向かあった。
佐賀市は丁度「佐賀まちゼミ」を実施している。
翌朝は午前9時にはホテルを出て、「わいわいコンテナ」を見に行った。
私は前職が百貨店だった為、「佐賀玉屋」さんの食品部長の田中さんとは
おかげ様で今でも交流をさせて頂いている。
「佐賀玉屋」さんは現在外壁のやり直し(耐震だろうか)をやっており
シートにすっぽり囲われていた。
「わいわいコンテナ」は「佐賀玉屋」さんの近くの商店街の一画にある。
鹿児島県振連のセミナーで「わいわいコンテナ」を考えてた
西村さん(建築家)の講演をお聞きしたことがあり、興味があった。
空地になった場所に建物を建てるのではなく、
コンテナ(移動可能・不動産ではなく動産)
を置いてお子様の遊び場をつくり、賑わいを取りもどす。
そのことで回りに新規出店が起きる。
リノベーションでよくある、小さな場所に中心となる「アンカー」を置きその回りに
出店を促す方法のような気がする。
一種社会実験手的な意味合いもあるのだろう。
NPO法人が佐賀市の委託を受けて運営している。
コンテナごと貸し出したり、遊び場として開放したりしているそうだ。
稼ぐことが一番の商売的な発想では生まれないと思う。
その後は、福岡県大牟田市へ。
途中に私の好きな「街」柳川市も通った。
皆さんの中で小説家の「福永武彦」さんをご存知の方は少ないかもしれない。
「福永武彦」さんの小説「廃市」の舞台だとされる「街」だ。
是非、お時間があればお読み頂きたい。
大牟田までは1時間半でついた。
大牟田は、日本の高度経済成長を「石炭」で支えた「街」だ。
「炭鉱節」をご存知の方も多いだろ。
私事ながら、百貨店時代には大牟田松屋百貨店さんによく行ったものだ。
九州百貨店協会の会議などでは大牟田松屋さんの食品部長さんとも親しくして頂いた。
しかし大牟田松屋さんは、15年ほど前に廃業され、松屋さんを中心とした
商店街が寂しくなっている。
この大牟田のタウンマネージャーとして1年半前に八王子の「星見」さんが赴任された。
その星見さんと「まちゼミ」の話しや「タウンマネージメント」の話しをさせて頂いた。
日曜日にも関わらずお会い頂きありがとうございます。
これも「まちゼミ」がとりもつご縁だろう。
八王子の「まちゼミ」のチラシは一風変わっている。
30代から40代の女性をターゲットにしていて「表紙」が面白い。
また独自の「まちゼミカルテ」などの話しもお聞きした。
福岡県飯塚の「まちゼミフォーラム」で初めてお会いした方だ。
大牟田の「タウンマネージャー」には公募でなったとのこと。
星見さんと話ながら、「今やらないと」と思った。いろいろな意味で。
話は変わるが、大牟田には「全国銘菓」として有名な
「草木饅頭」がある。百貨店時代お菓子売り場の全国銘菓「菓游庵」で
販売していた。メーカーさんにもよくお邪魔したものだ。
おかげ様で「まちゼミ」のご縁で全国いろいろな場所に行き、その場所で
課題を抱えながらも課題の解決に奔走する「人」がいる。
「人」が「まち商人」がいるからこそ「商店街」が出来、エリアの価値が上がり
生活者の方が住んでいていい街だと思う。
タウンマネージメントは面白いと再確認した。