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鹿児島県さつま町「第2回さつまdeまちゼミ」参加希望店舗説明会に行って来た!2019/3/8
- 2019/3/9
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鹿児島県のさつま町は実は、私にとって特別な場所だ!
前職の若かりし頃、食品売り場で「催事」の担当をしていた。
おかげで県内各地に行かせて頂いた。その中でも「宮之城ちくりん村」は
鹿児島県内に広まった「パロディ王国」による地域起こしのフロントランナーが
さつま町(宮之城)だった。
毎年「宮之城ちくりん村」の特産品祭りを地下売り場で開催した。
そのころからお付き合いのある、メンバーと今度は
「まちゼミ」で繋がる・・・・実に不思議だ。
しかもそのころは若かった社長さん達の息子さんの代になりつつある。
代替わりが出来ているのだろう。
2019/3/8日 第2回さつまdeまちゼミの参加説明会に出かけた。
講師は北九州若松の「牛島 源」さんだ。
牛島さんは「宝石・時計・メガネ」の本業の他に
「若松んもん やおや」と言う八百屋さん(野菜スムージーがいいらしい)
を第二の創業で営まれている。
斜面地の多い場所へは移動販売もしているとのこと。
自分の商売忙しいい中、「若松商店街連合会」「若松がんばろう会」
「若松まちゼミの会」などとにかく忙しい。
「宝石・時計・メガネ」と「若松んもん やおや」と真逆のことをやっている。
「まち商人」はどっこい、しぶとい!
お寺さんのお坊さんが、神社の神主をやるようなものではないか。
説明会は、実際の「まちゼミ」実践者が肌感覚での話しで、
さつま町の初参加の方に多いに勇気を与えた。
「まちゼミ」を仕事としてやる。
究極は「まちゼミ」をやらなくていい「個店」「商店街」「地域エリアコニュニティー」になる。
などなど含蓄のある話しで、1時間半があっと言う間に過ぎた。
質問も多く出て、いい感じ!
最後には商工会に入りたい。是非参加したい。特に女性が多かった。
第2回目の「さつまdeまちゼミ」も面白くなるはずだ!
その後は懇親会が開催された。
私は何回も各地域の懇親会に参加しているが、さつま町の懇親会は
実にコストパフォーマンスがいい。
簡単に言うと、料理が美味いのだ!私は下戸の為、ビールや焼酎は飲めないので
料理がいいのは素晴らしい。
今回もまちゼミに参加している「山之口ストアー」さんの料理
(私はここの鶏刺しが大好物だ)
とまたなんと、参加者の中で入来にある、「おじゃったモール」に惣菜を出され大人気の方が
「鮭のちゃんちゃ焼き」を振る舞ってくれた。
また、竹で有名な宮之城の「新物の竹の子を使った竹の子ごはん」もあった。
私は皆さんが、ビールや焼酎を飲んでいる間に、食べた、食べた。
天文館の料理屋で食べるとすると、4,000円は下らないだろう料理をだべた。
※このホームページの趣旨は、あくまで「第2回さつまdeまちゼミ参加説明会」だ!※
懇親会が終わり、その後は牛島さん含め6名で、また二次会に行った。
雑談の中で、いいアイデアが生まれ、情報交換が行われる。
「まちゼミ」がなければ、出会うことがなかった「人」が「まちゼミ仲間」となる。
私はこのことが、「楽しく」「嬉しく」「伝えたい」
「第6回鹿児島天文館まちゼミ」2019/4/27~6/2で開催される。
まちゼミ入門編&実践編は2019/3/12日 午後7時から
これまた、まちゼミによる第二の創業「うふふしろくま食堂」さんで開催される。
また鹿児島県で最初に「まちゼミ」の取り組んだパイオニア
「伊佐まちゼミ」も準備中だ。
鹿児島県内で7か所、全国では380か所にならんとする
街で食っていくことを決めた、名もなき市井の「まち商人」がいる限り
課題は希望にかえることが出来る。
私が何を実践するかだ!
午前0時20分で二次会はお開き。
私はベンツ(私のベンツはどうゆう訳か、ナンバープレートが黄色い)で一路鹿児島市へ。
途中で、鹿に出会った。
今日も一日とにかく「楽しかった」明日も「楽しく」なるに違いない!
商業界の記事→笹井さん
【敬愛やまない商人たち】
門司港まちゼミ実行委員会 岡崎勤さん
ーー一人の情熱がまちを動かす
総人口に占める65歳以上の人口の割合、つまり高齢化率は全国平均で27.3%。
2065年には高齢化率は38.4%に達し、約2.6人に1人が65歳以上という社会を日本は迎えます。
◼️まちへの恩返し
すでに高い高齢化率となり、ある意味、日本の先進地域と言っていいまちがあります。福岡県北九州市門司区、ここはすでに高齢化率35.6%なのです。
かつてはにぎわった商店街も、歩く人はまばらで、まちなかでたまに見かける往来者も多くはお年寄りでした。
しかし、まちはまちを思う人間がいるかぎり終わりではありません。
このまちで、「これで駄目ならまちは終わり」と固い決意でまちゼミに取り組む商人に出会いました。60年以上にわたってこのまちで商う「お茶のありや」の店主、岡崎勤さんです。
生活者、地域、そして商人の“三方よし”の活性化事業、まちゼミを知った岡崎さんは仲間を募ろうと、地元の店主仲間や商店街関係者を回りました。
しかし、返ってくるのは「何を今さら?」「もう年金暮らしだし」「まちがあんなに寂れたんじゃなあ」という否定的な言葉ばかり。
「1週間ほど立ち直れませんでした」と岡崎さんは振り返ります。
それでも、岡崎さんは諦めませんでした。地図を片手に、地元の商店や事業所を一軒一軒しらみつぶしに歩き、声を掛けて回ったのです。
一日に4、5軒、それを2カ月半続け、訪問した軒数は延べ約200軒に及びました。
「これで駄目だったら門司港は終わる。それにそのとき、私はもうすぐ70歳。自分にできる最後のことという気持ちもありました」
まちに育てられてきた恩を返したいという思いが、岡崎さんを突き動かしたのです。
◼️大切なのは何を為したか
彼の情熱を受け止めた賛同者たちによって、門司港でまちゼミが始まったのは2016年2月。この2月で7回目を迎え、40講座を数えるまでになりました。
まちゼミを活用することで事業を軌道に乗せつつある新しい商業者も現れ始めています。
そんな岡崎さんを支えた言葉がありました。
「何を学んだかが大切なのではなく、何を為したかが大事なのである」
商業界主幹、故・倉本初夫の言葉です。
70歳を過ぎた岡崎さんは、いまも仲間たちと共にまちの活性化に取り組んでいます。
「門司港をみんなの力で大きなショッピングモールのようなまちにしたい」と岡崎さん。
まだまだ彼の挑戦が続きそうです。
これまで私は全国30以上のまちで、まちゼミに取り組む商人たちを取材してきました。
その上で断言できるのは、まちゼミは己の商いを鍛え、地域のお客様に寄り添い、まちを暮らしやすくする取り組みだということなのです。
この秋に発祥の地・岡崎で開かれる第5回全国まちゼミサミットで、またお会いできることを楽しみにしています。