鹿児島県地域商店街魅力アップ促進会議に参加させて頂きました。
- 2018/2/14
- イベント・ニュース
平成29年度の「鹿児島県地域商店街魅力アップ促進会議」に参加させて頂きました。
平成30年2月14日(水)午前11時から午後5時まで中身の濃い内容です。
場所は県民交流センターでした。
鹿児島県商工政策課さんから「県内の概況」についてお話がありました。
統計数値がまとめられており、数字に弱い小生はこれもまた勉強になります。
国の商業政策についての話しもありました。
使える補助金なども紹介されました。
市町村の事例発表が2か所ありました。
鹿児島県阿久根市さんからは「産官学金連携のまちづくり」の事例発表がありました。
金融機関までも巻き込んだ「まちづくり」です。
そういえば、阿久根には「イワシビル」なども出来、
食の街としての面目躍如といったところです。
2事例目は、先日お邪魔した「種子島の西之表市」の商店街活性化事例でした。
そう、あのボスのいる場所です。(これはわかる人はわかる)
手作りの新聞やアニメを使った活性化事例発表でした。
聞くところによると「まちゼミ」も始める準備に入ったとか。
まちゼミ仲間が増えて嬉しいです。またこの会でも多くの「まちゼミ仲間」と会いました。
昼食をはさんで、2講演がありました。
第1は、西村浩氏の
「公共空間の使い方が変わればひょっとしたら街は
変わるんじゃないかと思っている今日この頃のお話」
という講演題です。
西村氏の話しは、今後は右肩上がりの時代の政策は通用せず、人口減少を
ともなう右肩下がりの時代だからこそ実は知恵を出し合わせることで
地方が断然面白いとの意見です。
100億円を1回で使うような開発やまちづくりではなく
100万円を1万回使い、トライアンドエレラを繰り返す手法や半径200mをまずは変え
それを広げていく手法。
なかなか文書では表せなですが、実に示唆に富んだ話しでした。
佐賀県佐賀市の商店街(200m内)の手法を話されました。
東京ではなく、鹿児島と同様の地方都市での実践の話しでしたのでイメージしやすく
あー鹿児島でも出来るんだと思いました。
第2講演は、鹿児島の騎射場地区の「市きさきの」(のきさき市)で有名な
須部貴之氏の「エリア価値向上を見据えて地域コミュニティ活性化の取り組み」です。
不動産業をしながら、いろいろなことに取り組んでいる
地域メンターと言っていい人物です。
私も「のきさき市」は何度か見ていますが、騎射場「のきさき市」の開催が目的ではなく
開催までのプロセスと結果検証を受けた「人材育成」だと思いました。
地域で生きていく市井の「人」を育成する。
デイレクションとマネージメントの手法が大いに勉強になります。
最後は「人」でその「人」と「人」の繋がり結果を生むのだと思いました。
須部氏のような方が近くにいるは財産ですね。
本日も多くの「人」に会うことができました。
実にいい感じです。
では、この会の司会でも大活躍した、好青年とその上司に御礼をいいながら
この駄文を終わります。