10月19日、20日 県振連主催の「商店街交流事業」に参加しました!北九州へ!
- 2017/10/21
- イベント・ニュース
平成29年10月19日、20日の2日間
鹿児島県商店街振興組合連合会さん主催の
「商店街交流事業」の参加させて頂きました。
ご報告など
参加者は県振連理事長の河井理事長以下
各通りの理事長など総勢12名の参加となりました。
鹿児島県、鹿児島市、鹿児島商工会議所のメンバーも参加です。
10月19日、まずは黒崎(北九州市)へ
この黒崎の「黒崎こども商店街」の話しを担当者から聞きました。
年間1回の開催ですが、スケールがすごいです。
天文館でも「てんもんかんわくわくワーク」またマルヤガーデンズさん
でも「こどもガーデンズ」などの似た企画はありますが
黒崎は、ワーク数が1,500、1日に来街者が15,000人という
桁外れ規模です。(平成29年11月1日が7回目とか)
こどもの「お仕事体験」は多くありますが
参加する子供は事前に参加できる、出来ないだけがわかります。
当日はこどもは
①受けつけをする
②こどもハローワークで仕事を見つける(本当のハローワークの方が参加)
③それぞれの職場で働く(希望の職場ではない場合もあり、実社会ではよくあることと納得させる)
④もらった金券500円の給与から税務署で税金を納める(本当の税務署の方が来ます)
⑤こども銀行(本当の銀行さんきます)で金券を当日のみ、黒崎で使える金券と代える
⑥もらった金券でお買物を楽しむ
またこの「黒崎こども商店街」はチラシを黒崎地区33の小学校でも配布するそうです。
教育の観点から教育委員会も協力しています。
学校の先生から渡された、チラシは家族で見ますので集客効果がいいとのこと。
「鹿児島天文館まちゼミ」のチラシ配布にも参考になります。
「黒崎こども商店街」で検索。
その後、九州工業大学の徳田准教授の研究室で
リノベーションまちづくりの話しを聞きました。
お金がかかるイメージのリノベーションでしたが
お金をかけないリノベーションの話しが聞けました。
徳田准教授は数年前までは鹿児島大学におられたとのこと。
その後、大学に近くのリノベ物件などを見学しました。
小倉では商店街の中のリノベ物件なども見学。
なかなか言葉では言い表せなのですが
古いものを壊すだけではなく、そこにある価値を見つけてリノベする。
ハード・ソフト・ファイナンス・マネージメント・チームなどが一体となる
リノベがいいようです。
夜の懇親会もそのリノベ物件でありました。
レストランの横は宿泊施設(安価な)があり、レストランのお客様も
多国籍でした。
2次会は面白い、すし屋さんへ。
徳田先生にもたくさんの質問ができました。
そこで、なんと・・・・・・
「まちゼミ」の松井先生とバッタリお会いしました。
松井先生は小倉のまちゼミの講演会でした。
リノベの徳田先生、まちゼミの松井先生と
商店街活性化手法の2つの中心人物に会える稀有な機会となりました。
その後はそれぞれで・・・・・・・
有馬さん、Uさん、と私は宿泊するホテルのラウンジで
2人はウイスキー私はコーラ、2人は酒が飲めるますし
結構飲んでおられました。
その後私とUさんはそのまま宿泊。
有馬さんはどうしたかは・・・・知りません・・・・
20日はホテルの朝食を食べ、門司港へ
門司港は「まちゼミ」をやっている場所でもあります。
門司港レトロ地区、栄町銀天街を見学しました。
門司港まちゼミの中心人物である、「お茶のありあ」店主岡崎さんとも
お会いできました。
まちゼミが取り持つ縁ですね。
その後、流れの速い関門海峡を連絡船でわたり下関へ
下関商工会議所の佐藤さんの案内で「唐戸市場」を見学しました。
「唐戸市場」は全国的に見れば特殊な市場で
公設市場の機能、仲卸の機能、小売りの機能が一緒になっています。
金曜日でしたが、まぐろ専門店や名物ふく専門店などが
一般のお客へ臨場感のある場所で、しずる感満載の商品を販売していました。
海の横というロケーションも最高です。
鹿児島でも参考になります。
築地の場外市場を少し小ぶりにした感じでした。
年間130万人が来場するとのことです。
昼食後は下関の商店街にある
KRASTA(カラスタ)を見学。
はたらくを考える創業支援カフェです。
下関市も人を出し、創業・起業や採用・就業
雇用の創出や地域経済の発展に貢献。
またアイデア・出会いなどの「軽ーい」感じて
市民の皆さまに利用・活用される場です。
なんとパチンコ店に跡に出来ていますので、パチンコ台なども
うまく使っていました。
そこの北尾洋二さんという中心人物が
23日鹿児島の鹿屋へ講演に来るとのことでした。
23日は夕方から鹿屋へ行きます。
さて、帰りは新幹線で鹿児島中央まで
いづろ電停で降りて、いづろ事務局へ到着。
またこれから、マルヤガーデンズさん7階で開かれた
「センシュアス・シティーを知り 鹿児島の魅力を探る」の
島原万丈さんのトークライブへ有馬さんと参加しました。
都市の魅力を新しい視点で分析されており、また違う視点の見方のリノベを感じました。
鹿児島市のCさんも参加しておられました。
この2日間、「リノベ」「まちゼミ」でインプットが多くまだまだ整理できていません。
しかし最後にやはり
「現場へ出向き、地域の方の話しを聞く」
が一番重要だと改めて思います。
各地域にそれぞれの事情を抱えながらも前を向き実行している「まち仲間」がいます。
このような機会をおつくり頂いた、河井理事長を始め県信連の皆さまありがとうございます。
また一介の事務局員である私にこのような機会をおつくり頂いた、
いづろ商店街の田渕理事長ありがとうございます。
関係者の皆様に感謝しつつ、第3回鹿児島天文館まちゼミも頑張りましょう。
「第3回鹿児島天文館まちゼミ」は11/21日まで好評開催中です。