2018年 故郷の「夏空」はどこまでも青い
- 2018/7/22
- コラム
夏は全国各地で「お祭り」がある。
どうゆう訳か「じりじり」と音が聞こえるような「真夏」に「お祭り」がある。
私の故郷でも街の中心街を「神輿」がねり歩く。
地域の神輿や企業の神輿やそれぞれではあるが、
コンクリートに夏の光が眩しく照りかえる。
豊満な「夏の風」が吹きぬける。
景気づけの「水」が「神輿」を担ぐ汗びっしょりの体にまかれる。
掛け声や沿道の応援と相まって、熱気が渦巻く。
しかし見上げる「空」はどこまでも「青い」。
1978年、東京市ヶ谷の冷房もない「定食屋」で大盛のカレーライスを食べる。
汗が落ちる。
着色料の入った「赤い福神漬け」も山盛りだ。
黙ってもくもくと食べる。
定食屋のおやじさんに、「水」を何杯もお代りしながら。
もうこのような「夏」は二度と来ないとよくわかっている。
故郷の「夏祭り」は「おぎおんさあ」という。
京都の祇園祭りが発祥のようだ。
我が街の青年会も「三番神輿」を担ぐ。
「三番神輿」は別名「天文館神輿」とも言うようだ。
若い人にとって、夏の終わりほど悲しい季節はない。
「晩夏」まではまだ、間がある。
これから「ゆかた祭り」もある。
さーこれからが「夏本番だ」!
夏の蒸しかえるような「暑さ」に貴方の「ゆかた」がきっとよく似合う。