2018年 故郷の「夏空」はどこまでも青い

夏は全国各地で「お祭り」がある。

どうゆう訳か「じりじり」と音が聞こえるような「真夏」に「お祭り」がある。

私の故郷でも街の中心街を「神輿」がねり歩く。

地域の神輿や企業の神輿やそれぞれではあるが、

コンクリートに夏の光が眩しく照りかえる。

豊満な「夏の風」が吹きぬける。

景気づけの「水」が「神輿」を担ぐ汗びっしょりの体にまかれる。

掛け声や沿道の応援と相まって、熱気が渦巻く。

しかし見上げる「空」はどこまでも「青い」。

1978年、東京市ヶ谷の冷房もない「定食屋」で大盛のカレーライスを食べる。

汗が落ちる。

着色料の入った「赤い福神漬け」も山盛りだ。

黙ってもくもくと食べる。

定食屋のおやじさんに、「水」を何杯もお代りしながら。

もうこのような「夏」は二度と来ないとよくわかっている。

故郷の「夏祭り」は「おぎおんさあ」という。

京都の祇園祭りが発祥のようだ。

我が街の青年会も「三番神輿」を担ぐ。

「三番神輿」は別名「天文館神輿」とも言うようだ。

若い人にとって、夏の終わりほど悲しい季節はない。

「晩夏」まではまだ、間がある。

これから「ゆかた祭り」もある。

さーこれからが「夏本番だ」!

夏の蒸しかえるような「暑さ」に貴方の「ゆかた」がきっとよく似合う。

 

2018 おぎおんさぁ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

いづろハッピーデイ

アーカイブ

ページ上部へ戻る